「最初は半信半疑...」”エス・エム・エスマフィア”の期待を超えた2名のポテンシャルズとの週1プロジェクトとは?

株式会社BiGrowth 代表取締役 CEO 井村弘一
外資系戦略コンサルティングファームでマネジメントを経験後、株式会社エス・エム・エスで新規事業責任者や人事部長を歴任。 その後、ITスタートアップのCSOや新規事業責任者を勤めた後、2018年にBiGrowth(ビーグロウス)を創業。

技術の進化とヒトの仕事をテーマに、領域特化型人材ソリューションを提供するスタートアップ、BiGrowth(ビーグロウス)。創業者の井村氏は、外資系戦略コンサルティングファームでのマネジメントやメガベンチャー「エス・エム・エス」やスタートアップでCSOや新規事業責任者、人事部長等を歴任したプロフェッショナル。

今回は、ビジネス経験豊かで事業立ち上げに精通する井村氏が、なぜHampoを通じて若手とのプロジェクトに取り組んだのか、その背景や目的、取り組みを通じて得られた成果などを伺いました。

プロジェクト概要

[テーマ]
・新規サービスの仮説検証(市場調査、競合調査、ヒアリング等)
・重要セグメント攻略ツール作成
[期間]
4ヶ月 x 2名
[ポテンシャルズ]
大手広告グループのマーケティングリサーチ会社 ディレクター 27歳
連結売上高7兆円企業 情報システム担当 25歳

事業内容を教えてください。

BiGrowthは、「技術の進化が新たにヒトの仕事領域にもたらす課題を解決すること」をミッションに掲げ、テクノロジーの進展に“とり残された労働集約領域”のひとつである物流業界を皮切りに、領域特化型人材ソリューションの提供に取り組むスタートアップです。現在は、ドライバーの人材不足に窮する企業向けに、ドライバー専門の採用支援サービス「トランスなび」を運営しています。

なぜ、Hampoを利用しようと思ったのでしょうか?

端的にいうと成長意欲ある優秀な若手とつながることができるからです。

私たちはスタートアップであり事業拡大を狙っていますが、そのためには優秀な人材の参画が必須です。ひとりを採用するまでには、まず当社を知ってもらい、接点をつくり、双方の相性を確認する場を設け、お互いが納得した上で参画してもらうという地道な活動が必要で、時間もコストもかかります。

足元の事業は幸い好調な中、採用課題をどうにかしたいと考えていた折にHampoのことを伺い、これは理想的なサービスだ!と思い、すぐに利用させていただきました。

どのような点が“理想的”だったのでしょうか?

当社が実務経験の機会を提供することで、その機会をキャリアに活用したい成長意欲ある若手とつながることができる点です。

当社のプロジェクトに貢献してもらいながら、お互いのフィット感を確かめられるのは、双方にとってメリットが大きいと感じました。

さらに、日頃なかなか時間の割けない中長期のテーマを若手とのプロジェクトで扱うことで、強制的に私自身の時間を確保し、着実に進めることができるメリットもありました。これらを低コストで実現できる、まさに“理想的”なサービスだと感じています。

どんなポテンシャルズ(若手)とプロジェクトに取り組みましたか?

2名のポテンシャルズとプロジェクトに取り組んでいます。

【Aさん】
社会人5年目。大手広告グループのマーケティングリサーチ会社ディレクター。現在は、新しいマーケティングツールの開発に従事。

【Bさん】
社会人2年目。連結売上高7兆円企業の情報システム担当。現在は、ITツール導入プロジェクトに従事。

私が大切にしている若手人材の見極めポイントは、端的に言えば「一緒に仕事をしたい」「長い目で見て仲間でいたい」と思えるかです。

具体的に言うと「情熱があること」「成長に喜びに感じること」「信用できること」の3点で、今時点での専門的なスキルは求めず、伸びしろを重視しています。その観点で、お二人ともまさに“ポテンシャル”を秘めていると感じました。

ただ、不安な点もありました。実はお二人とも、副業的な働き方は今回が初めてだったのです。本業を続けながらスキマ時間で当社プロジェクトに参加することになるので、正直なところパフォーマンスが出るのか半信半疑でした。
でも実際に始めてみると、プロジェクトに対する熱量、コミットメント、スキルレベルとも、すべて期待以上でした。プロジェクトの成果としても、次の事業のタネとなりうる仮説の検証を進めることができ、プロトタイプとして形になりつつあります。

どのようにプロジェクトテーマを選びましたか?

最優先すべき点は本人の成長につながるテーマであることです。

お二人の当社プロジェクトへの貢献に対して、当社からお二人へ返すべき最も重要な価値だからです。

具体的には、足元の課題ではなく、将来を見通した事業全体図の中で、今やりきれていない/検証できていないテーマの中から、お二人それぞれの成長につながるテーマを、本人と相談しながら選びました。

緊急度は低いが、重要度の高いテーマだからこその面白さがあるし、足元のテーマではないため、当社にとってのリスクも少ないと考えました。また実際にやってみて、ポテンシャルズと一緒に仕事する時間だけは中長期のことを考える時間として使うというリズムも、私自身の中でつくることができました。

具体的にどのようにプロジェクトを進めましたか?

当社の場合は、1プロジェクト約4ヶ月程度の期間を、3つのマイルストーンで区切って進めています。

[1] キックオフ
・事業内容と候補テーマの共有・選定
・プロジェクトゴールの設定、具体的な進め方の相談
・タスク設計に必要な情報のインプット
<ポイント>事業の意義や面白さ、自走するために必要な情報を丁寧に伝える。

[2] 中間報告会
・アウトプットの共有
・仮説アップデート、最終報告会に向けての軌道修正
<ポイント>方向性のズレを認識・軌道修正を行い、最終報告会でのゴールイメージを共有する。

[3] 最終報告会
コミュニケーションは、3つのマイルストーンのそれぞれにおいて全て対面で2〜3時間のミーティングを設け、その間は週1回〜2週間に1回、オンラインで1時間程度のミーティングを組みました。毎回ミーティングで次のアクションを明確に決めるため、日々のやり取りはあまり発生せず、日常業務に対して負担になりません

苦労した点や工夫した点はありましたか?

正直なところ、苦労した点はありませんでした。

ただし、次の2点は配慮しながら、プロジェクトを進めていました。

  • ポテンシャルズは、平日夜や休日の余暇の時間を使ってくれている。その気持ちを理解すること。
  • 本業を主とせざるを得ない働き方のため、スケジュールは柔軟に調整すること。

今後の展望を教えてください。

当社はこれから事業拡大していくフェーズであり、全方位的に仲間を募集しています。

  • セールス
  • マーケティング
  • エンジニア
  • ビジネスディベロップメント

そういった仲間を探す意味でも、今後もHampoを継続利用していきたいです。

Hampoには、貴重なプライベートの時間を”自己投資”するマインドセットを持っているポテンシャルズが自然と集まってくることがわかりました。当社のプロジェクトを通じて相互にフィット感を試しながら、将来に渡って一緒に働ける仲間が見つかると嬉しいです。